TOEIC SPEAKINGの「意見を述べる問題」で1分間も話し続ける自信がない!
そもそも、自分の意見を主張するのが日本語でも苦手・・・
TOEIC SPEAKING初心者にある悩みですが、
✔ 答えるべきこと
✔ 話す順番
✔ 言い換え表現
をマスターできれば「意見を述べる問題(以下、意見問題)」で「沈黙せずに1分間話す」ことができるようになります。
「意見を述べる問題」で
英語っぽくスピーチするコツ3つ
DMM英会話のTOEIC SPEAKING対策講座を50回以上受講し、英語のプロ講師からのアドバイスをそのまま反映した内容です。
TOEIC SPEAKINGの「意見問題」で
「1分間も話し続ける自信がない・・・」
そんな方はぜひマネしてみてください。
TOEIC SPEAKING全体の攻略法を知りたい方は、英会話講師50人以上に聞いた「TOEIC SPEAKING」対策(~各問題の攻略法~)
をご覧ください。
英語っぽくスピーチするためのコツ3つ
TOEIC SPEAKINGで「意見問題」は全問題の中で唯一採点スケールが0~5で評価されるため超重要です!
「意見問題」は質問に対する自分の意見を自由に、1分間英語でスピーチする問題です。
- 「意見問題」で1分間も話し続ける自信がない!
- そもそも日本語でも自分の意見を主張するのが苦手・・・
そんな方へ贈る、TOEIC SPEAKINGの「意見問題」で英語っぽくスピーチするコツは以下の3つです↓
コツ1「答えるべきことは何か?」を明確にする!
意見問題で1分間スラスラと回答するには、
「答えるべきことは何か?」
を明確にすることが最も重要です。
なぜなら、この点が明確にならないと
回答の出だしでつまづき、
的外れな意見を1分間話すことになるから!
ちなみに「答えるべきことは何か?」を明確にするためには、意見問題の出題パターンを知る必要があります。
- どちらか片方を支持
「2択の比較問題」 - 賛成か反対の意志表明「agree/disagree問題」
- 3つの選択肢から1つを選ぶ
「pick up問題」
どちらか片方を支持「2択の比較問題」
「2択の比較問題」は、AとBの選択肢が提示され、片方を選びその理由を答える問題です。
Which would you like to prefer, working remotely or working at the office.
give specific reasons and examples to support your answer.
あなたは、リモートワークと職場で働くならどちらが好きですか?
理由と具体例を交えておしえて下さい。
賛成か反対の意志表明「agree/disagree問題」
「agree/disagree問題」は、ある主張に対し賛成か反対かどちらか選び、なぜそう思うのか?意見を述べる問題です。
Do you agree or disagree with the following statement?
Children should learn English more important than Japanese.
あなたは、以下の意見に賛成ですか?反対ですか?
子どもは日本語よりも英語をもっと学ぶべきです。
3つの選択肢から1つを選ぶ「pick up問題」
「pick up」問題は、質問に対して3つの選択肢が提示されます。
その中から答えやすい選択肢1つを選び、その理由を述べる問題です。
Which is the most effective way to improve English skill?
give specific reasons and examples to support your answer.
選択肢
・Watching movies in English with subtites
・Reading an English book
・Taking an online English lesson
英語が上達するために最も効果的な方法はどれですか?
理由と具体例を交えておしえて下さい。
以上が意見問題の典型的な3パターンです。
いずれも「答えなければならないこと」を明確にすることで、質問の趣旨に合った回答が可能になります。
結果、回答の出だしがスムーズになり、スタートダッシュに成功!
意見問題で1分間話し続けることが楽になりますよ♪
コツ2「回答→理由→具体例→結論」の順番で話す!
意見問題のスタートダッシュに成功したら、聞き手が理解しやすい構成で話すことを意識しましょう。
なぜなら、ほぼ100%のオンライン英会話講師が意見問題の注意点として挙げているから!
具体的には「回答→理由→具体例→結論」の4ステップで話します。
1つずつ解説しますね!
「回答」は答えるべきことは何か?を明確にする
前章のコツ1「答えるべきことは何か?」を明確にする!のとおりになります。
意見問題の典型的な3パターン
✔「2択の比較問題」
✔「agree/disagree問題」
✔「pick up問題」
それぞれの回答のコツを理解し、スタートダッシュでつまずかないようにしましょう。
「理由」は1つだけを掘り下げて述べる
次に、回答に至った理由を1つだけ掘り下げていきましょう。
理由は多く述べた方が良いのでは?
本記事は「意見問題」で1分間も話し続ける自信がない人に向けていますので、まずは確実に理由を1つ述べることに注力しましょう。
「具体例」はリアリティーを伴うものを述べる
意見問題では「具体例」に一番多く時間を使いましょう!
なぜなら、あなたの回答に説得力を持たせる上で超重要だからです。
意見問題は英語でのスピーチです。
あなたの考えを自由に主張し、なぜその考えに至ったかを決定づける部分が「具体例」になります。
回答と理由の説明で精一杯で、具体例が思い付かない・・・
実体験が圧倒的に話しやすく、なぜその回答に至ったかの理由の裏付けとして説得力の具体例になります。
「結論」は再度「回答」を述べる
「結論」は簡潔にひと言、スピーチの出だしで話した「回答」を再度述べてスピーチを締めくくりましょう!
スピーチの出だしで「回答」を述べているのに、最後にまた主張する必要あるの?
意見問題で重要なのは質問に対するあなたの立場を明確にすることです。
意見問題は「具体例」が長くなるので「結論」で再度「回答」を述べることで、聞き手が質問に対するあなたの立場を理解しやすくなります。
以上の構成で話すと、意見問題の評価項目である回答内容の「妥当性」「完成度」で高評価が期待できます。
コツ3「言い換え表現」のレパートリーを増やす!
ここまでは意見問題の答え方と話す順番を紹介してきましたが、最終的には語彙力が大事!
ということで、意見問題を「回答→理由→具体例→結論」の順で話すときに連続して使いがちな単語3つとその代替表現をピックアップしました!
「理由」で使いがちな “because”
“because(なぜなら)”は使い勝手が良く、気が付くと連発してしまうこともしばしば・・・
そんな”because”の繰り返しを避けるために覚えておきたい、代替表現を3つ紹介します。
“That’s largely because,”が一番おススメ!
”because”を使いつつ少し捻った表現であり、意見問題のように1つの理由を主張する際に最適なフレーズになります。
具体例を前章の例題
あなたは、リモートワークと職場で働くならどちらが好きですか?理由と具体例を交えておしえて下さい。で紹介します。
Let me answer that question.
I would go for the prior.
それでは回答させて頂きます。
私は前者(working remotely)を支持します。
That’s largely because, I can use my time more effectively.
主な理由として、時間をより有効に使うことができるからです。
ひと言目に “I would go for the prior.“と述べ、明確に質問に対して「回答」します。
続いて“That’s largely because,”で「理由」を説明。
スピーチの出だしが流暢でそのあとに続く「具体例」と「結論」にも大いに期待が持てます。
「具体例」で使いがちな “for example”
“for example(例えば)”もお馴染みのフレーズで、普段全く英語を使わない方でも咄嗟に言えてしまう便利な表現です。
一方で代替表現を知らない人も多く、気が付いたら連発しがちなんてことも・・・
そんな”for example”の繰り返しを避けるために覚えたい、代替表現を3つ紹介します。
“As a matter of fact,”が一番おススメ!
具体例を前章の例題
あなたは、リモートワークと職場で働くならどちらが好きですか?理由と具体例を交えておしえて下さい。で紹介します。
Let me answer that question.
I would go for the prior.
それでは回答させて頂きます。
私は前者(working remotely)を支持します。
That’s largely because, I can use my time more effectively.
主な理由として、時間をより有効に使うことができるからです。
As a matter of fact, it takes me an hour from my home to the office.
実を言うと、私は家から会社まで1時間かかります。
最初に”As a matter of fact,”を持ってくることで、具体例(it takes me ~)を強調することができます。
結果、理由(I can use my time ~)に説得力がでて、英語っぽいスピーチになりますよ!
「理由」と「具体例」で使いがちな “and”
“and(~と~)”は日本語と同じように口にする方も多いフレーズ!
ほぼ100%の日本人が何も考えずに言えてしまう表現です。
だからこそ、無意識に連発しがち・・・
そんな”and”の繰り返しを避けるために覚えておきたい、代替表現を3つ紹介します。
“In addition,”が一番おススメ!
具体例を前章の例題
あなたは、リモートワークと職場で働くならどちらが好きですか?理由と具体例を交えておしえて下さい。で紹介します。
Let me answer that question.
I would go for the prior.
それでは回答させて頂きます。
私は前者(working remotely)を支持します。
That’s largely because, I can use my time more effectively.
主な理由として、時間をより有効に使うことができるからです。
As a matter of fact, it takes me an hour from my home to the office.
実を言うと、私は家から会社まで1時間かかります。
So, I feel very tired before I get to work.
だから仕事に取りかかる前に疲れてしまいます。
In addition, a train in rush hour is very crowded.
それに加えて、ラッシュアワーの電車は凄く混んでいます。
That’s why, it’s getting to me every day.
だから、いつも気が狂いそうです。
“In addition,”で、後に続く具体例(a train in rush our ~)を強調!
さらに、後に続く文(That’s why ~)に自然と結びつき、聞き手が理解しやすい話の構成になります。
以上が「意見問題」で連続して使いがちな
✔ “because”
✔ “for example”
✔ “and”
の言い換え表現です。
今回紹介したフレーズを使いこなし、同じ言葉の繰り返しを避けることで、英語っぽい自然なスピーチをマスター!
結果、意見問題で1分間沈黙することなくスラスラと回答することができます。
もっと使えるフレーズを増やしたい!
そんな方には、コミュニケーションのための英会話スーパードリル
「英語のハノン フレーズ編」
をおすすめします↓
聞いたことあるけど、使い方が分からないといったフレーズが盛りだくさん!
ちなみに、先に紹介したフレーズ
“as a matter of fact,”も出てきます。
スピーキングで必要なフレーズを効率良く覚えたい!
そんな方は、ぜひお試しください!
「意見問題」で英語っぽくスピーチするコツ
今回は、TOEIC SPEAKINGの「意見問題」で英語っぽくスピーチするコツ3つを紹介しました。
「意見問題」は1人で練習するのには限界があります。
自分では手ごたえがあっても聞き手からは良い反応が得られないこともしばしば・・・
① 第三者に向けてスピーチ
↓
② フィードバックをもらう
↓
③ ②を基に同じ質問で自主練
↓
④ ①に戻る
以上のサイクルを繰り返し、
TOEIC SPEAKINGで一番配点ウエートが高い「意見問題」を得点源にしましょう。
そもそも英語が得意な人が周りにいないから、練習ができない・・・
そんな方は「TOEIC SPEAKING対策レッスン」を英語のプロ講師からマンツーマンで受けることができるDMM英会話がおすすめ!
私もDMM英会話の「TOEIC SPEAKINGリアル模試」を2ヶ月間(2日に1回)のペースで受講し、TOEIC SPEAKINGに挑み、初受験で130点を獲得しました。
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そんな方ぜひ、ご検討ください。
(月8回レッスン)
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