試験会場に行って受験するのが大変！
私は直近5年間で
「TOEIC」
「TOEIC Speaking」
「TSST」
以上3つの英語系テストを受験しました。
Twitter(@bluebird_eng)
そこで、この記事では忙しい社会人でも
「15分で」
「24時間いつでも」
「電話だけ」
で受験可能なTSSTアルクスピーキングテスト(以下、TSST)の受験方法を解説します。
この記事を読むと「試験会場に行って受験するのが大変と感じる人に最適な英語系テスト」が分かります。
先にこの記事の結論になります。
TSSTは電話で1回15分、正解がない問題に対し意見を述べることで真の英語力が分かるテストである。
TSSTを運営する「アルク」について
TSSTは、Telephone Standard Speaking Testの略で、文字通り電話で受験する英語のスピーキングテストです。
運営元は通信講座や語学教育プログラムを提供する株式会社アルク（以下、アルク）です。
語学教育プログラムの提供に長年携わり、「ENGLISH JOURNAL」の出版社として有名です。
毎月発行、英語学習には外せない1冊
「TSST」の基本情報
TSSTはいつでも、どこでも、電話でわずか15分で英語の実践コミュニケーション力を測ることができる英語スピーキングテストです。
引用：アルク公式サイト
| テスト方法 | 電話（音声ガイダンスに従って進める) |
| 問題数 | 10問 |
| 制限時間 | 15分(1問45秒) |
| 受験料 | ￥8,800(税込)※クレジットカード払い |
| 評価方法 | レベル1～9(0～990点) |
TSSTは24時間365日受験が可能で、申込みは受験日の2週間前から始まります。(詳しくはこちら)
受験者のTSSTレベル目安
受験後に発行されるSCORE REPORTに受験者のレベル別分布が載っています↓
全体の約4割をレベル4が占めています。
TSSTを受験する方にとって最初に目指すべき目標になります。
僕も最初はレベル4だったよ！
詳しくは下記の記事で解説しています。
【英語初心者向け】スマホで完結！！TSST(アルクスピーキングテスト)でレベル4を獲得する勉強法をご覧ください。
TSSTを受験するメリット3つ
私は過去にTSSTを3回受験しました。
本記事では、実体験に基づいたTSSTのメリットを3つ紹介します。
テストが電話で完結
TSST最大のメリットは、
電話で「いつでも」「どこでも」受験可能！
英語系試験の代表格「TOEIC」や「英検」は試験会場に出向いて受験する必要があります。
それに比べ、TSSTは受験の手軽さという点で大きなアドバンテージを持ちます。
また、スマートフォン等の携帯電話からも受験可能です。
スマホだと試験中に電波が悪くなったときに不安・・・
僕は過去3回全てスマホで受験したけど、音声はクリアだし、特に問題はなかったよ！
最近は固定電話を持たない方も多いので、スマホで受験できることは嬉しいですね♪
TSSTはNHKラジオ「英会話タイムトライアル」講師のスティーブ・ソレイシィ氏(以下、スティーブ氏)もオススメしています。
スティーブ氏はアメリカ生まれ、日本で30年近く英語教育に携わっています。
英語が苦手な日本人を理解し、英語が話せるようになるためのアプローチが非常に上手です。
詳しくは、【社会人にオススメ！】英語を「話す」ための勉強法が分かる本を紹介をご覧ください。
テスト時間が1回15分で、拘束時間が短い
TSSTは1回15分で試験を受けることが可能で、他の英語系テストに比べて圧倒的に短時間です。
| TSST | TOEIC(L＆R) | 英検(3級) | |
| 問題数 | 10問 | 100問 (リスニング) 100問 (リーディング) | 61問 (一次試験) 6問 (二次試験) |
| 制限 時間 | 15分 (1問45秒) | 45分 (リスニング) 75分 (リーディング) | 75分 (一次試験) 5分 (二次試験) |
| 受験 方法 | 電話 (携帯電話OK) | 試験会場 (パソコン) | 試験会場 (筆記と面接) |
例えば、普段何かと忙しい社会人もすき間時間で受験できます。
なるほど、確かに受験へのハードルが低いね。
TSSTをきっかけにして、TOEICや英検に挑戦するのもアリだよ！
試験後に発行される「SCORE REPORT」の内容が充実
SCORE REPORTでは
「日常生活」「仕事」「学校生活」において、
あなたの英語力の目安(フィードバック)を受けることができます↓↓
点数だけの評価ではなく、
「現時点で出来ること」
「改善が必要なこと」
がSCORE REPORTで理解できるよ！
フィードバックに加え、ワンランク上を目指すための勉強法もSCORE REPORTで確認が可能です↓↓
2. 弱点全てを補う学習法が1分間スピーキング
引用：TSST SCORE REPORT
私はSCORE REPORTで「言語機能」と「流暢さ」に課題があることが分かったので以降は1分間スピーキングを取り入れました。
1分間スピーキングの具体的な勉強法が知りたいよ！
1分間スピーキングを試したい方はDMM英会話をおススメします！
詳しくは【英語中級者向け】TSST(アルクスピーキングテスト)でレベル5を獲得する勉強法をご覧ください。
受験して分かった、TSSTのデメリット2つ
続いては実体験に基づいたTSSTのデメリットを2つ紹介します。
受験料が他の英語系テストと比べて割高
TSSTは受験料が8,800円(税込)になります。
他の主要なスピーキングテストと比較すると割高です。
| テスト名 | 金額(税込) | |
| TOEIC Speaking | 6,930 | 知名度ダントツ |
| GCAS | 6,900 | 仕事で英語が必要な人向け |
| E-CAT | 5,280 | 英会話初心者向け |
| IELTS | 25,380 | 英語圏へ留学予定がある人向け |
| TSST | 8,800 | ブルーバードのオススメ |
TSSTは知名度が低く、就職活動で英語をアピールには向いていない
数年前、転職活動をしていた私の体験談になります。
履歴書に語学力のアピールポイントとして
「TSST レベル5」と「TOEIC 745点」を記載しました。
結果、面接官全員からTOEICのスコアについて質問を受けました。
一方でTSSTについては完全スルーでした・・・
世間的には「TOEIC」や「英検」のネームバリューが強く、残念ながらTSSTはマイナー。
残念ながら、就職活動のアピールとしてはいまひとつだよ。
TSSTは普段英語で話す機会のある人が、スピーキング力の現状把握する方法として最適
✓ 短時間(1回15分)で
✓ いつでも
✓ 電話一本
質問に対して想像力を膨らませ、自分の意見を述べる
TSSTは質問に対し、各問題45秒の制限時間で自分の意見を英語で述べるスピーキング能力測定テストです。
基本的な質問パターンは2つです。
①If 系問題
(仮定の状況に想像力を膨らませて回答)
②Fact 系問題
（あなたの経験に基づいて事実を回答)
- 外国人が道に迷っていたらあなたはどうしますか？
- あなたは今何にお金を使いたいですか？
- ホテルに忘れ物をしたとき、どう対応しますか？
- 私は海外からの留学生です。日本で友達ができずに悩んでいます。何かアドバイスを下さい。
- あなたの買ったものが偽物のブランドだと分かったらどうしますか？
- 普段インターネットでどのような情報をよく見ますか？
- あなたの家族について教えてください。
- 昔、友達とよく行った場所について教えてください。
- 花火について印象に残っていることを説明してください
- あなたが知っているトランプのゲームを1つ説明してください
日常生活で起こりそうなシチュエーションから、普段考えていないこともあって何を聞かれるか分からないね？
事前に予測ができないからこそ、真の英語力が試されるんだ！
TSSTで求められる能力は、クイックレスポンス！
頭の中に思い浮かんだことを瞬時に口に出す能力です。
必要なことは、使える表現(フレーズ)の蓄積。
そのためには、ネイティブスピーカーの真似をするのが効果的です。
オススメの1冊はこちら↓↓
明確な答えがないから、応用力が試される
TSSTは英語で「話す力」を測定するテストです。
TOEICで745点を獲得し、自分の英語力に自信がついたので以前から興味があったオンライン英会話を始めてみました。
そこで、英語は勉強していたが、話すことができない・・・
この事実に気づき、話す能力を向上させる方法を模索した結果、TSSTを知りました。
世の中には他にも英語のスピーキングテストがありますが、
「15分で」
「24時間いつでも」
「電話だけ」
で受験できるのはTSSTだけです。
何かと時間がない社会人でも、すき間時間で受験できるね。
- 「日常生活」「仕事」「学校生活」における英語レベル
- 改善点及びワンランク上を目指すための勉強法
まとめ：TSSTは「15分で」「24時間いつでも」「電話だけ」で受験できる、忙しい方へ最適なスピーキング力測定テスト
今回は、【1回15分】電話で受験！英語のスピーキングテスト(TSST)を受けてみた♪
と題して、記事を投稿しました。
本記事の結論は以下のとおりです。
TSSTは電話で1回15分、正解がない問題に対し意見を述べることで真の英語力が分かるテストである。
- テストが電話で完結
- テスト時間が1回15分で、拘束時間が短い
- 試験後に発行される「SCORE REPORT」の内容が充実
- 受験料が他の英語系テストと比べて割高
- TSSTは知名度が低く、就職活動で英語をアピールには向いていない
メリット・デメリットを考慮した上で、TSSTは普段英語で話す機会のある人が、スピーキング力の現状把握する方法として最適な理由は以下のとおりです。
- 質問に対して想像力を膨らませ、自分の意見を述べる
- 明確な答えがないから、応用力が試される
皆さんも真の英語力を測るために一度TSSTを受験してみてはいかがでしょうか？
TSST
受けたら分かる
英語力
以上、ブルーバードでした～
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